「ほっ」と。キャンペーン

Diary



個展のこと ..

こんばんは。
今、沖縄に来ています。急遽、明日、ハシケンさんの レコーディングに 参加させて頂く事になったのです。訪れるのは5年ぶり!やっぱり沖縄は 暑いですね。

早いもので、7月も終わりの日。
実に様々な事があった一ヶ月間でしたが 先月の12日から約三週間の期間、綾瀬にあるカフェ<コンポステラ>さんにて、自身の初めての個展をやらせて頂いて、7/1 の日に、無事に搬出を済ませ、個展を 終える事が出来ました。今日は、このお知らせを込めて 思いを綴ろうと思います。

(本当は、もっと早くご報告をするべき事。、そして 思いを書き留めておきたかったのですが、案の定、遅くなってしまいました m(_ _)m)

.....

去年のちょうど今頃、コンポステラの店主・久保さんからこの個展のお話を頂きました。約10年のブランクがあって 絵 とろくに向き合っていないこの私が、果たして無事にやり遂げる事が出来るのかどうかー・・ 不安で一杯の中でのはじまりで、絵を描き上げ 無事に個展開催へ至っても、次から次へ はじめて経験する事の連続。、 そんな中、一緒に作り上げて下さった久保さん、奥様のよしこさん、そして相談に乗ってくれた母、作業を手伝ってくれた友人ー・・ 。なんと御礼を言ったら良いか。、 一人では、成し遂げる事なんて、絶対に出来なかった事です。

本当に ありがとうございました。

個展が終わってからも 作品を お買い上げ下さった方々に お届けするという仕事、それから やはりこの作品を本にしてみようかetc.. まだまだ 途切れることなく、自身の中で展覧会は、続いているのですが

沢山の感謝の思いで、溢れています。

ここからは、少し 私的な事になってしまうのですが。..

この個展をさせて頂いて、沢山の方々にご来場頂いた事、頂いた反響は、喜びと共に、アコーディオンで音楽活動をする様になって約10年の月日を 思い起こさせてくれ、その重みを感じさせてくれました。あの日あの時、ご一緒した方。出会った人。聴いてくれた人 etc.. 10年の総決算の様な 開催期間でした。

いつだったか、
とある初老のおばあさまが 私が 大学生の頃から、アコーディオンを弾いていて 活動をする様になったのだと お話したら「じゃあ、とても華やかな人生だったのね。」と 言葉を下さった事がありました。私は、本当に 素敵な毎日を 過ごしてきたなぁ と思います。

まだ小学生だった頃、父が他界し、何故か あまり学校にも通う事が出来なくなって 毎日を生きるのが 辛くなってしまった時期がありました。その時、私の心を癒してくれていたのが、NHKでやっていた とあるクラシック音楽番組です。いつも その番組から流れてくる音楽だけが、私の心に いつもそっと寄り添っていてくれ、生きる勇気を与えてられていました。

だけど、その時の 音楽 は、ただ 心を癒してくれる存在 だけ.. といったらよいのか、そこには 音楽 と 私 しか存在していなくて、完結してしまっていました。上手く 言葉では、表現しづらいのですが。でも、アコーディオンに出会ってからの人生は、そうではなくて、その音楽を通して 当時 一番苦手だった、自分ではない他の人 との関わりを 与えてくれました。様々なことを経験させてくれ 出会いを与えてくれました。その 私に足りないところも きっと、これからも 止まることなく 音楽は、教え続けてくれ まだまだ沢山の出会いを 又 チャレンジや ビジョンや 幻を 与え続けてくれるのだと 思っています。

.....

展示作品、第1号に 巣立っていき、お客様の元へと届けられた作品は、「色玉」というタイトルの絵です。そのお客様は、凛ちゃん という小学校4年生の女の子と、その妹・ももちゃん 。今月の17日から、三日間、楽器 と 絵 をたずさえて、彼女たちの住む北海道の旭川へ行って来ました。凛ちゃんは、先天性の重度の障害を抱えています。そして今まで 音楽を生で体験した事がありません。そんな凛ちゃんへ 音楽を届けたいと、凛ちゃんのおばあさまとお友達の、一人のご婦人が 企画を企て、私に声をかけて下さったのです。その方は、個展へ 足を運んでくれ 贈り物にと「色玉」を ご購入下さいました。絵 を見た瞬間に、この作品は 凛ちゃんと ももちゃん にぴったりだ!そう思ったのだそうです。実際、彼女たちのご自宅へお邪魔したら 本当に!白を基調としたインテリアと高い高い天井と.. 凛ちゃんと 少し恥ずかしがりやだけど元気なももちゃんに ぴったりでは ありませんか!絵 が喜んでくれている。.. そう思いました。

こんな風に 自分の描いた 1つの絵 が、作品となって 知らぬ土地へ 部屋へ 巣立っていって、物語を紡いでいくのだと 何だか不思議で、そして又 ひとつ、かけがえのない体験をする事が出来たなぁと感じました。

はじめてアコーディオンを聴いて 凛ちゃんとももちゃんがくれた笑顔は、そして絵を手にして喜んでくれる姿は、かけがえのない私の心の財産になりました。ありがとう。

(あと、一足早く お送りした作品が 今のところふた作品!日記シリーズの横濱エアジンの事を書いた絵は、エアジンのマスターがお買い上げ下さいました!きちんと、あるべき場所へ 貰われていくのだなぁと 何だか不思議な気持ちです。あと、非常に恐縮した気持ちなのですが、あの絵が欲しかったのだけど、売約済みでー・・ 、、との声も頂きました。その人の元へ届ける事が出来る様な 絵を 描かなければ!と、嬉しさ胸に、次なる展望へと 繋がっています。

まだまだ お送りしなければならない作業が残っています。ご購入下さった皆様、もう少し待っていて下さい m(_ _)m

.....

あと ひとつ。
10年振りに 物置の中から引っ張り出してきた 油絵の具のセットから、もう固まってしまって使えなくなってしまった油絵の具の補充と、キャンバス etc.. 画材を買いに、何度も絵画用品店へ通い、絵を描き..制作期間は、約半年間でしたが、この 油絵の具の匂い は、私に様々な事を 思い出させ、記憶を呼び覚ましてくれました。中学時代の美術部の日々や、高校の頃の事、大学の頃のこと etc.. 絵と共に過ごしてきた日々の事。..
先生や仲間や、あの時見た風景や、感じた事や 喜びや悲しみや ..

「皆が一緒にいてくれるから、大丈夫だ。」 よく分からないけれど、制作期間中ずっと、匂い と共に沸き起こる確信に近いこの思いが 私と寄り添って、励まし続けてくれました。

搬出の日、
外した絵から匂ってきた油絵の匂いに、
「くまちゃん、よく頑張ったね。」まだ 学生服を着た、中学生の時のままの皆が、そう言ってくれた声が聞こえた様な気がして、少し泣いてしまいました。

(先日、ご一緒した チェロの星衛さんがおっしゃっていたけれど、匂い 、嗅覚 という器官が一番、人間の記憶を思い起こさせる のだそうです。)

こうした体験が待っているだなんて、想像もしていなかった事です。この10年の年月と、絵 を描く環境に置いてくれた母に 改めて 感謝した日々でした。

(カメラマン・高松重美さんが、会期中、開催させて頂いたライブへ お越し下さって、ライブ映像の他、宣伝動画も 作成してくれました。それは 素敵な、思いがけないサプライズのプレゼントでした。)

.....

それから、
10年のブランク があったはずなのに、絵 は、確実に変化していました。この事を母に話すと、「きっと、10年の間、アコーディオンを弾いて、表現 をしていたからではない?」と 言ってくれました。音楽 と 絵 というふたつのことは、人間の同じ "もの" を 使うのかもしれませんね!

...

改めて、熊坂路得子展 〜はじめの一歩。 へ、お忙しい中 合間をぬい、ご来場下さった沢山の方々、そして 覚えに加えて下さった皆様へー・・ 本当にありがとうございました。

又、ふとした時に こういう機会が訪れるかも知れません。その時に又、皆様とお会い出来ます様に

そして、まだ知らぬあなたと お会い出来ます様にー・・!

明日 と出会っていくために.. と 少しくさい言い方ですが。、 これからもアコーディオンと一緒に、日々を 送っていきたいと 思っています。

沢山の感謝と共に

16' 7 . 31

熊坂路得子

.....

b0360185_00534560.jpeg

* 搬出後の記念撮影。..
右から、コンポステラの店主・久保さんと、奥様のよしこさん。真ん中は、私です。




[PR]
by rururutsuko | 2016-08-01 00:50
<< ハシケンさんのレコーディング!... ケチャップライブ 終了しました... >>


アコーディオン弾き・熊坂路得子の音楽活動日記
カテゴリ
全体
未分類
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
人気ジャンル
ブログパーツ
最新の記事
16 ' 9 . 14
at 2016-09-14 23:29
愛の讃歌 ..
at 2016-08-28 00:04
シャンソンライブ
at 2016-08-27 12:26
いざ ご用意!"
at 2016-08-27 12:04
いざ ご用意!"
at 2016-08-21 18:07
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧